基礎理論ー数値表現 何進法?
平成18年 春 問2
この問題は、ある受講生から先日質問されたものです。
【問題】 次の計算は、何進法で成立するか。
131 - 45 = 53
この問題は、ある受講生から先日質問されたものです。
【問題】 次の計算は、何進法で成立するか。
131 - 45 = 53
【解答群】
ア 6 イ 7 ウ 8 エ 9
【解説】
解答群を見ると6進法から9進法の4つが並んでいますね。
これを一つ一つ試してみてもよいのですが、それだと正解にたどり着くのに時間がかかってしまいます。
試験時間と試験問題数を考えるとあまり時間をかけずに正解にたどり着くようにしておくのも合格への近道となります。
このような問題が出たら、式を「足し算」に変形してみましょう。
131 - 45 = 53
を足し算の式に変形すると
131 = 53 + 45
と変形できますね(両辺に45をそれぞれ足した)
ここで、右辺、つまり、53+45に注目しましょう。
53の3と、45の5、つまり1の位同士を足した結果が、左辺の1になっています。
もし、この計算が10進数で行われたら8になるところが1になっています。
10進数で考えると8になるものが?進数で考えると1になる。
これは、足した結果としてくらいが1つ上がって、つまり、繰り上がりが生じ、1が残ったと考えられます。
ここで、
8-1=7
ですから、7進法であれば、1繰り上がって1あまる・・・と言うことが成立します。
したがって、答えはイの7進法です
2009年06月12日 Posted by 三毛猫のチョコ at 02:21 │Comments(0) │テクノロジー系
グラフについての知識はビジネス上も大切!
●● 平成19年 AE 問31 ●●
グラフの問題は、実際の仕事を行う上でも覚えておいて欲しい知識のひとつです。
【問題】
グラフの使い方として、適切なものはどれか。<19年AE問31>
【解答群】
ア 各事業の利益構成比を表現するのに折れ線グラフを使う。
イ 各社の収益性、安定性及び生産性についての特徴を比較するのに円グラフを使う。
ウ 過去3年間の売り上げ推移を表現するのにレーダチャートを使う。
エ チェーン店における最寄駅の乗降客数と来客数の相関を表現するのに散布図を使う。
【解説】-----
通常、データの種類に応じてグラフの種類を選択します。データの種類とは、そのデータがどのような情報(売上げ推移なのか、単に商品別の売上げ高なのかといったこと)を持っているのか、何(情報の推移なのか、構成割合なのか)をグラフで粟原したいのか、といったことです。
では、代表的なグラフは、どのようなデータを分かりやすく表示しているのかまとめておきます。
棒グラフ:数値の高さ比べ (支店別売上げ、商品別売上げ、月別売上げ高)
何処が一番高いのか、つまり売上げなどが一番多かったのか、少なかったのかなどすぐに分かりますね。
折れ線グラフ:数字の推移、つまりどのように変化しているのか(支店別売上げ、商品別売上げなど)
どの数字がどのように変化してているのかがわかりやすいですよね。
円グラフ:割合が分かりやすい(総売り上げのうち、どの商品の売上げが何割を占めているのかといった構成比)
アンケートなどの結果を円グラフで表現することが多いですね。どんな回答が何割を占めているのか?が分かりやすいですよね。
散布図:相関図とも呼ばれるグラフで、どのあたりにどの程度分布しているのかが分かりやすいグラフです。
たとえば、ある店舗に買い物に来るお客様のうち、どの年代の人が(年)、どの程度の距離からきているのかをグラフにしたりします。この場合、年と距離という二つの数値についての相関関係やどの年代の人が多いのかと言うことが分かるようなグラフになります。
【解答】 エ
アは、利益構成比ですから、円グラフを使います。
イは、生産性や安定性を表現するわけですから、散布図を使います。
ウは、売上げ推移ですから、折れ線グラフを使います。
グラフの問題は、実際の仕事を行う上でも覚えておいて欲しい知識のひとつです。
【問題】
グラフの使い方として、適切なものはどれか。<19年AE問31>
【解答群】
ア 各事業の利益構成比を表現するのに折れ線グラフを使う。
イ 各社の収益性、安定性及び生産性についての特徴を比較するのに円グラフを使う。
ウ 過去3年間の売り上げ推移を表現するのにレーダチャートを使う。
エ チェーン店における最寄駅の乗降客数と来客数の相関を表現するのに散布図を使う。
【解説】-----
通常、データの種類に応じてグラフの種類を選択します。データの種類とは、そのデータがどのような情報(売上げ推移なのか、単に商品別の売上げ高なのかといったこと)を持っているのか、何(情報の推移なのか、構成割合なのか)をグラフで粟原したいのか、といったことです。
では、代表的なグラフは、どのようなデータを分かりやすく表示しているのかまとめておきます。
棒グラフ:数値の高さ比べ (支店別売上げ、商品別売上げ、月別売上げ高)
何処が一番高いのか、つまり売上げなどが一番多かったのか、少なかったのかなどすぐに分かりますね。
折れ線グラフ:数字の推移、つまりどのように変化しているのか(支店別売上げ、商品別売上げなど)
どの数字がどのように変化してているのかがわかりやすいですよね。
円グラフ:割合が分かりやすい(総売り上げのうち、どの商品の売上げが何割を占めているのかといった構成比)
アンケートなどの結果を円グラフで表現することが多いですね。どんな回答が何割を占めているのか?が分かりやすいですよね。
散布図:相関図とも呼ばれるグラフで、どのあたりにどの程度分布しているのかが分かりやすいグラフです。
たとえば、ある店舗に買い物に来るお客様のうち、どの年代の人が(年)、どの程度の距離からきているのかをグラフにしたりします。この場合、年と距離という二つの数値についての相関関係やどの年代の人が多いのかと言うことが分かるようなグラフになります。
【解答】 エ
アは、利益構成比ですから、円グラフを使います。
イは、生産性や安定性を表現するわけですから、散布図を使います。
ウは、売上げ推移ですから、折れ線グラフを使います。
2009年06月11日 Posted by 三毛猫のチョコ at 06:03 │Comments(0) │マネジメント系
基礎理論-数値表現と論理
平成19年春 FE 問1
この問題は、基本情報を含め共通知識問題です。
計算問題は絶対に落とさない、ということが合格への近道。計算も暗算でできるように配慮してありますからあわてないで。
【問題】
16進小数 3A.5C を10進数の分数で表したものはどれか?
【解説】-----
多少、計算が必要ですが、一つ一つ丁寧にやってしまうと数字が大きくなってしまうので、ちょっとした工夫が必要です。
最初に10進数の基本を押さえておきましょう。
たとえば、15という数字は、
(10×1)+(1×5)=(101×1)+(100×5)
と表現できます。ここで、ポイントは、100=1であるという点です。
これを16進数に応用して、3Aを10進数にしましょう。3は16進数の2桁目、Aは16進数の1桁目ですね。
1桁目は、160と表現しますから、
3A=3×161 + 10×160 となりますね。
※16進数なので、10をA、11をB、12をC、13をD、14をE、15をFと表現し、16が10となります。
これを計算して10進数に直しておきましょう。
3×161 + 10×160=3×16+10×1=58
つまり、16進数の3Aha10進数の58であることが分かります。
次に小数点以下の.5Cです。
小数点以下なので小数点第1位が1/16、小数点第2位が1/162で表現します。
これを利用して計算式にすると、
5×1/16 + 12×1/162
ってことになります。
整数部と小数部をあわせると、
58 + 5×1/16 + 12×1/162
ここで、まじめに式すべてを、式の後半部12×1/162の分母 162=256にあわせると数字が大きくなってしまいます。
そこで、後半部分だけを先に計算し、約分してしまいましょう。
12×1/162=12/256を 4で約分すると、 3/64になりますね。
分母が256より64のほうがまだましです。
通常、解答例がアイウエと4つあります。ここで分母64の解答が解答群に1つであれば最後まで計算する必要がありません。もし、2つ以上あればもう少し、計算することになります。
式全体を分母64でそろえるには分子にも64を掛けてあげればよいことになります。
整数部、小数部をあわせた、
58 + (5×1/16) + (12×1/162)を分母64でそろえた式は、
(58×64)/64 + (5×4)/(16×4) + 3/64
= 3712/64 +20/64 + 3/64 =3735/64
となります。
この問題は、基本情報を含め共通知識問題です。
計算問題は絶対に落とさない、ということが合格への近道。計算も暗算でできるように配慮してありますからあわてないで。
【問題】
16進小数 3A.5C を10進数の分数で表したものはどれか?
【解説】-----
多少、計算が必要ですが、一つ一つ丁寧にやってしまうと数字が大きくなってしまうので、ちょっとした工夫が必要です。
最初に10進数の基本を押さえておきましょう。
たとえば、15という数字は、
(10×1)+(1×5)=(101×1)+(100×5)
と表現できます。ここで、ポイントは、100=1であるという点です。
これを16進数に応用して、3Aを10進数にしましょう。3は16進数の2桁目、Aは16進数の1桁目ですね。
1桁目は、160と表現しますから、
3A=3×161 + 10×160 となりますね。
※16進数なので、10をA、11をB、12をC、13をD、14をE、15をFと表現し、16が10となります。
これを計算して10進数に直しておきましょう。
3×161 + 10×160=3×16+10×1=58
つまり、16進数の3Aha10進数の58であることが分かります。
次に小数点以下の.5Cです。
小数点以下なので小数点第1位が1/16、小数点第2位が1/162で表現します。
これを利用して計算式にすると、
5×1/16 + 12×1/162
ってことになります。
整数部と小数部をあわせると、
58 + 5×1/16 + 12×1/162
ここで、まじめに式すべてを、式の後半部12×1/162の分母 162=256にあわせると数字が大きくなってしまいます。
そこで、後半部分だけを先に計算し、約分してしまいましょう。
12×1/162=12/256を 4で約分すると、 3/64になりますね。
分母が256より64のほうがまだましです。
通常、解答例がアイウエと4つあります。ここで分母64の解答が解答群に1つであれば最後まで計算する必要がありません。もし、2つ以上あればもう少し、計算することになります。
式全体を分母64でそろえるには分子にも64を掛けてあげればよいことになります。
整数部、小数部をあわせた、
58 + (5×1/16) + (12×1/162)を分母64でそろえた式は、
(58×64)/64 + (5×4)/(16×4) + 3/64
= 3712/64 +20/64 + 3/64 =3735/64
となります。
2009年06月10日 Posted by 三毛猫のチョコ at 14:22 │Comments(0) │テクノロジー系
情報処理技術者試験について
2009年春か情報処理試験(国家試験)の内容が大きく変わりました。
初級システムアドミニストレーター試験はなくなり、代わりにITパスポートになりましたね。
さて、このブログでは、まず応用情報技術者試験についてお話をしたいと思います。私も10月には一緒に受けてみようと思いますので、一緒に頑張りましょうね。
初級システムアドミニストレーター試験はなくなり、代わりにITパスポートになりましたね。
さて、このブログでは、まず応用情報技術者試験についてお話をしたいと思います。私も10月には一緒に受けてみようと思いますので、一緒に頑張りましょうね。